ふるつき

記事と内容がないです

Kosen14's読書感想文2nd「放課後スプリング・トレイン」

この記事は、

kosen14s.github.io

の1日目の記事です。

Kosen14's読書会

Kosen14'sという、「14年入学の高専生がわいわいやるコミュニティ」で、「なんか読もうよ」がまかり間違って、みんなで読書感想文を投稿するイベントになったものです。最初は輪読会みたいな感じになると思ってた。

前回の読書会が(仲間内では)好評だったので、今週はKosen14'sの面々が、AdventCalendar代わりに、また読書感想文を投稿します。

過去の読書会に関しては、 http://kosen14s.github.io/bookclub/ を参照してください。

今年の本の話とか

 今年もいろんな本がでました。私もいろんな本を読みました。今年出た本で面白かった/印象に残ったのは

家庭用事件 (創元推理文庫)

家庭用事件 (創元推理文庫)

 とかです。あとは、

なんかも流行れって思ってます。個人的に、今年発見したのは橋本紡とかですが。

 それはそれとして、今回ワタシが「読んだよ!」って言いたい本は、吉野泉の「放課後スプリング・トレイン」です。

 この記事では、「放課後スプリング・トレイン」を読んで思ったこと、感じたことをお伝えするとともに、これを布教したいです。

放課後スプリング・トレイン

 創元推理文庫です。日常の謎系です。いわゆる青春ミステリというやつです。私はこのジャンルがいたく気に入っています。

 吉野泉というひとのデビュー作で、ばんばん書いてほしいです。

 舞台は福岡の都会の方。主人公は女子高生で、日常の中からいろんな不思議を探し出してきます。この子は疑問を持つのがとっても上手で、放って置いたらすぐに見失ってしまいそうな、なぞとも呼べないようななぞをはしとつかんで考えるんですね。「あれ、これは変じゃないか」って思って、考える。

 そして、そのなぞを解いていくのが、Q大の院生の飛木さんという人です。寡黙な人だけど、よく考えて喋る。言葉が選び抜かれてるような印象を受けました。この人が、話をきいてそれからゆっくりと語るさまは、とっても安心できます。

 という話が、4つほど入っているのが、放課後スプリング・トレインです。どのお話も、やわらかくて、みずみずしくて、安心できるような感じです。伝わるだろうか。つたわれ。

うまい小説だなと思った

 なにが、「うまい」のか、うまく伝えられないんですけど、話の運び方がうまいと感じたのと、作中の登場人物の台詞がうまいんですね、たぶん。特に、みんな喋ることが、よくできてて、現実にそんなにうまくは行かないんだろうけど、憧れるなあみたいな会話をしてくれる。それがみずみずしさと、安定感とをうまくつくりあげてそうだなと思いました。

まちが思い浮かぶ

これは私が二度ほど福岡のまちを訪れて、大変な好意を抱いたとかそういうことも関係してるんだとは思いますが、はじめて、物語を読んで、刻銘に町並みや、学校が見えてきました。これは私には驚きの体験で、ちょっとはしゃぎました。だから、福岡の街を知ってるよって人には、ちょっとおすすめしたいです。

もっと読みたい

 もっと、いろんななぞを見つけて欲しい。いろんな答えにたどり着いて欲しい。いろんな思考を見せて欲しいって思いました。

おわり

 わたしはこの小説を読んで、あたまからおしりまで「おもしろい!」って思ったし、今年読んだ中で最高の小説だと思いました。だからいろんな人に読んでもらいたいし、この作者さんがもっと物語を書いてもらいたいし、私は「おもしろい」っておもって、それを伝えたいと思いました。

感想なのか布教なのかファンレターなのかよくわからない感じになってしまいましたが、この記事はこれでおしまいです。来年はどんな面白い本に巡り会えるか、楽しみです。